エアコン取り付け工事と保証

暑い夏を快適に過ごしたいと考えるときに必要なのがエアコンです。室内の温度な湿度を効率的に下げることができるエアコンがあることで、熱中症や熱帯夜の睡眠不足などを防ぐことができます。特に猛暑が続くことが多い現代の夏はエアコンがなければ生活することができないという人も多いのではないでしょうか。

夏になると毎日エアコンを使っているけど、エアコンはどうやって室内を涼しくしているのと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。エアコンにはヒートポンプ技術というものがあり、ヒートポンプ技術とは空気中の熱を集めて、その熱を冷媒ガスに乗せて移動させる技術のことを言います。ヒートポンプ技術によってエアコンの本体に吸い込まれた熱は室外機から外に排出されて、外に熱を逃がすことで室内を冷やすことができます。この一連の流れによって暑い室内も涼しくすることができるようになっています。

エアコンは室内機と室外機がセットになって販売されており、室内機と室外機を配管で繋いで設置するためにはエアコンの取り付け工事が必要になります。エアコンの取り付け工事は頻繁に経験するというものではありませんが、家を建てたときや引っ越しをするとき、エアコンを買い替えたときなどは業者に工事を依頼することがほとんどです。そこでここではエアコンの取り付け工事について、また業者に依頼した際の保証について紹介します。

取り付けの流れ

エアコンを取り付ける際はまず取り付け業者にコンタクトを取ります。取り付け業者が運営している自社のホームページや複数の取り付け業者を対象に一括で見積もりを依頼することができるサイトなどがあるので、設置するエアコンや設置する場所の情報などを見積もりサイトで入力することで見積もりを作成してもらうことができます。見積もりに納得することができれば、そのまま依頼をして後日取り付け業者に訪問してもらいエアコンを取り付けてもらいます。

業者取り付け当日の流れとしては、最初に取り付け業者と一緒に室内機や室外機を設置する場所を決定します。その後壁に室内機を設置するための土台を設置して、室外機をその反対側に取り付けていきます。作業としてまず行われるのが室外機の配線やパイプの接続です。室内機と配管パイプ、連絡電線やドレンホースなどを適切に接続していきます。室内機側の接続が完了すると室内機から出ている信号線を室外機に接続し、それぞれの接続部分を専用のレンチで締め付けていきます。最後に冷暖房効率の低下やコンプレッサーの故障を防ぐための真空引きを行い、正しくエアコンが動くかどうか確認をして工事は完了です。

取り付け作業の際に配管を通すための穴が必要になりますが、壁に穴が開いていない場合、以前使用していた穴が使用できない場合は別途壁に穴を開ける作業が必要になりますし、エアコンを取り付ける際には室内機側に専用のコンセントがあることが前提となっていますが、使用するエアコンとコンセントの形状や電圧が異なる場合は別途配線を組み替える工事が必要になることもあり、費用や時間などが追加でかかることになります。

取り付けにかかる費用や時間

エアコンの取り付けを依頼する際に気になるのが取り付けにかかる費用や時間ではないでしょうか。取り付け工事では標準工事を設定している業者がほとんどです。標準工事には配管用の穴あけ、エアコン室内機の取り付け、配管類の巻き上げ、エアコン室外機の取り付け、真空引き作業、試運転などがセットになっていることがほとんどです。一般的なエアコンを取り付ける作業や部品が一式セットになっています。

費用の相場としてはエアコン一台取り付けにつき8,000円~12,000円ほどです。ただしエアコンの容量や室外機を設置する場所、配線の組み換えやレンガやタイル、コンクリートの壁の穴あけなど別途必要な工事が発生する場合などは追加料金が発生します。また複数台設置をする場合は割引をしている取り付け業者も多く存在します。

取り付けにかかる時間の目安はエアコン一台あたり1時間~1時間半程度です。時間に関しても費用と同じように追加工事が発生すると長くかかる可能性があります。追加で工事が発生すると時間が延長になる可能性も考慮して、工事日は時間に余裕がある日に行うのがおすすめです。

取り付けの保証について

エアコンの取り付けを取り付け業者に依頼する際に気になることはいろいろとありますが、中でも気になるという人が多いのが取り付け工事の保証についてではないでしょうか。取り付け業者と言えど、中には杜撰な取り付けを行っている業者がいるのも現状ですし、取り付けをするのが人間である以上間違いが0とは限りません。エアコンそのものも高額な家電ですし、取り付け工事にも費用が発生する以上、万が一何かあったときの保証がなければ安心して依頼することができないという人がほとんどではないでしょうか。

取り付け業者のほとんどは工事が完了したその場で試運転を行います。試運転は取り付け工事の内容に入っており、冷たい空気や暖かい空気がちゃんと出ているかどうか、異音がないか、冷房を使用する際にドレンホースから水が出てきているかなどしっかりチェックします。

ですが日数が立って何かしら不具合が出ることもあり、そんなときはすぐに取り付け業者に連絡をしましょう。取り付け業者にもよりますが、取り付けた日から半年から2年ほど保証期間を設けている場合がほとんどです。状況を確認して工事が原因となっている場合はすぐに対応してもらうことができます。ただし、エアコン本体の不具合や故障、自然災害によるもの、工事後に修理や修復などを行っている場合、取扱上の不注意が原因の場合などは保証対象外になるので注意が必要です。

まとめ

いかがでしょうか。エアコンの取り付けはエアコンの構造をしっかり理解していることが重要なポイントであり、専用の工具なども必要になることから自分で取り付けを行うよりも専門の取り付け業者に依頼することでスムーズに安全に取り付けることができます。

取り付け工事に関しては工事の流れや費用の相場、取り付けにかかる時間の目安などを、予め知っておくことで取り付け工事に対する不安を取り除くことができますし、さらに取り付け工事の保証を設けている業者を選ぶことで安心して依頼することができます。エアコンを取り付けた後に不具合が起こった場合はまずは保証の範囲で対応してもらえるかどうか問い合わせをして現状を確認してもらいましょう。

〈参照サイト〉エアコン取り付け業者│エアコンサポートセンター